10月例会レポート | 関西大阪での鍼灸・経絡治療の勉強会・セミナー、(一社)日本はり医学会(旧東洋はり医学会関西)


Information

お知らせ

2019.10.06

10月例会レポート

(一社)日本はり医学会 10月例会レポート

2019年 10月6日(日) 9:20~15:45

森ノ宮医療学園専門学校にて開催しました。

 

今月は「臨時総会」が開かれました。

第1号議案「令和2年度より会費値上げ実施の件

第2号議案「(一社)日本はり医学会の定款施行細則の変更

ともに賛成多数で承認されました。

 

第1号議案に関しては、

会員からも質問があり、

中野会長及び中島会計部長から丁寧な説明がおこなわれ、

会員の皆さんにも十分に納得していただけました。

 

これからも指導部としては、

(一社)日本はり医学会方式の経絡治療を効果的に学べるよう、

指導方法の改善、治療技術の開発、会の運営に、

指導部一丸となって取り組んでいきますので、ご期待ください。

 

 

今月のピックアップ

今月ご紹介するのは、

高等部以上の講義、小河勝美先生の「臨床講座」です。

 

「筋縮」「命門」に棒灸をしているところ、この際に問診します。

 

経絡治療の本治法をする前に、

問診しながら棒灸を1~3分することで、

本治法の効果を高めるというものでした。

 

今回、被験者の五十肩の「くにゃくにゃ」した所見に対して、

督脈の「身柱」「至陽」「筋縮」「命門」などの反応のある経穴。

こうすることで、肩のくにゃくにゃ所見が改善し、

本治法の効果も上がるとのことでした。

 

坐骨神経痛に「腰兪」の外3寸辺りの反応のある点。

 

便秘に「関元」などの反応している経穴。

 

棒灸をしている間に問診することで、

患者さんの緊張を和らげリラックスさせる効果もあるなと感じました。

 

後半は、有馬セミナーでも公開されたことのある

「ざん鍼」を使った標治法。

 

足のむくみに「ざん鍼」を経絡の流れに沿って、

えん鍼のように使って硬い足が緩んだり、

その効果に驚きの声が上がっていました。

 

臨床経験の長い、小河先生ならではの工夫を披露していただきました。

 

こういった技術を惜しげもなく公開していただけるのも、

この会ならではのことです。

 

是非皆さん!(一社)日本はり医学会の聴講へお越しください。

まずは聴講で、この会の実技や講義を体験していただけたらと思います。

聴講の案内はこちら

 

また、12月までに入会を決めていただくと、

有資格者の入会金30,000円が半額になる早期入会者特典もあります。

早割入会特典についてはこちらをご覧ください。

 

(一社)日本はり医学会に入会して、

私たちと一緒に経絡治療を勉強しませんか。

ご入会をお待ちしています。

 

広報部 三ツ川友一郎